おはようございます
ぽるのです
最近ふと
「資産運用とギャンブルって紙一重だな」と感じたので、その事を文字に起こしていきます
銀行に預けておくよりもましという考え方の元に、一般的な資産運用として思い浮かぶのが、
・・・各種利回りの付いている保険、債券、株券、不動産
ギャンブルとして思い浮かぶのが、
・・・公営ギャンブル、宝くじ、パチスロ、FX、レバレッジを効かせた系統、仮想通貨
この辺りでしょうか
資産運用の中でも、保険各種(終わってる)と、債券(利ザヤが限りなく低い)を除く株券と不動産にスポットライトを当てて、ギャンブルと紙一重である理由を考えてみます
そもそもギャンブルとは何かを掛けて行う勝負事で相手がいれば勝負が成立します
ただ日本の場合、合法的なギャンブルは胴元というか親対子の関係である物がほとんどで(FXと仮想通貨は値上がり、値下がりどちらかに賭ける50%のギャンブルで、手数料分損していく)基本的に胴元が勝つようになっています
場所代や従業員さんが居る訳で当然ですね
競馬 回収率 とかで調べれば、入れた金額に対して平均的にいくら返ってくるのか分かると思います(ちなみに75%だったはず)
なのでほとんどの方が手持ち資金を減らす結果になります
ここまでがギャンブルに対する私の見解で、
何故株券・不動産投資がギャンブルと紙一重かと考えるのかと言いますと
圧倒的に参入への環境整備が進み、誰でもやろうと思えば出来るようになっている事が大きいと思います
物事の過程をすっ飛ばして、商品を選んでお金さえ出せば後はやってくれる仕組みになっています
入り口が広く、誰でも出来るからと行って、物事の過程が消滅している訳ではなく、他の誰かが代わりにやっています
代わりにやっているという事は人件費等々経費が掛かっており、購入希望の商品には手数料が上乗せされて販売されているハズです(全ての商品が上乗せされていないかもしれませんが、利益無しにそんなことをやるのはボランティア精神が強い人か、お金は有るけど時間が余り過ぎている人だけです)
その為、購入時点で売却した場合、手数料分負ける事になります
不動産なんかは分かり易く、背伸びして買う為のお金を借りる為の銀行、管理会社、施工主等々目に見えて沢山絡んできます
商売ですからね、その人達も自分達がこれをしたら儲かる、暮らしていけると思うからそうゆうスキームを作り運営しています
プラスサムゲームと言われる株式市場全体に投資を行うインデックスファンドでさえ手数料分は負けていきます
入り口が入りやすく、商品の購入が容易で、商品の説明には胴元が勝つ為に甘美な言葉が書いてあり、関係する人たちの分だけ手数料を支払わなければいけない株券と不動産はギャンブルと一緒なのではないでしょうか
ここまで書いて、「それじゃあ現金で持っておくしかない」となる人が大勢いる理由も分かりました
じゃあ縮こまっていれば良いかという訳ではなく、考えに考え抜いた選択をしたつもりが商品の甘美な響きに惑わされているだけじゃないのか疑う事が大事で
自分で考えたつもりでも、考えさせられている場合は往々にしてあります
買った時点で負けからスタートする様に出来ている分、他を出し抜き自分は勝ちにいかないとダメです
ギャンブルにならない様に、都合よく考えさせられてしまわない様に自分が求めている物をしっかりと軸を決めてから何をする必要があるのか考えていきましょう
私は今後、せどりと自分への投資を継続しながら不動産の勉強を継続して行きます
ギャンブルにならない様に気を付けます